子供の夏休みになったけれど、
「夏休みになにをして過ごそう。」
「子供がアニメやゲームばっかりしているけど、大丈夫かな?」
と悩んでいませんか?
この記事では、保護者の状況別夏休みの過ごし方の違い、夏休みにおこりがちな悩み、夏休みを楽しむ考え方、室内で遊びながら勉強ができる方法をまとめました。
遊びながら勉強をすることで、自主的に勉強をしたり、意欲的に学ぶ姿勢が身につくので、夏休みのひまつぶしの1つとして参考にしていただけると嬉しいです。
小学生の保護者の環境と夏休みの過ごし方の違い
共働きの家庭、保護者が家にいる家庭それぞれで子供の夏休みの過ごし方が変わります。
- 共働きの場合
- 保護者が家庭にいる場合
共働きの家庭の場合は保育園とちがって長期休みがあるので子供の預け先に悩み、保護者が家庭にいる場合は夏休みに子供と何をして過ごすか悩みます。
家庭環境別に夏休みの過ごし方をまとめたので、夏休みをのりこえる方法の一つとして参考にしてみてくださいね。
共働きなら学童・祖父母に預けるか、お留守番
共働きの家庭の場合、学童を利用する、祖父母に預ける、お留守番をさせるなどで夏休みをのりこえます。
共働き家庭のメリットは夏休みでも子供の生活リズムが崩れにくく、規則的な生活ができるところ。
学童保育は学校のお友達と一緒に過ごせますし、祖父母の家という新しい環境は子供に刺激がいっぱいあります。
学童やお留守番の場合は子供の昼食が必要になりますが、冷凍食品や宅配食材を利用してどんどん手抜きをしてストレスをためないようにしましょう。
保護者が家庭にいる場合は生活リズムが大切
祖父母や親が家庭にいる場合は、子供と一緒に過ごす時間が取れますが、生活リズムが崩れたり、兄弟げんかや昼食の準備、夏休み何をするかなど悩みはいっぱい。
一度生活リズムがくずれてしまうと、夏休みが終わるころに早寝早起きの習慣をつけることがむずかしいので、なるべく通学時と変わらない早寝早起きの生活を維持することが大切。
暑くてなかなか外出できない時は、夏休みの宿題や自由研究、工作や子供と料理などを楽しんでみましょう。
一ヶ月の長い休みにたくさん予定をつめ込みすぎると、親子ともにつかれてしまうので、ゆっくりとできる時間を多めにスケジュールを組んでみてくださいね。
小学生が夏休みのときにおこる3つの悩み事
長い夏休み、共働きの家庭も保護者が家にいる家庭も悩みはつきません。
- 夏休みの宿題
- 昼ごはん
- 子供の留守番
お昼ご飯は手抜き、夏休みの宿題は計画的に、子供のお留守番はルールを決めるなどあらかじめ考えておけることは考えおきたいですね。
早めにできる宿題は、夏休みが始まる前にし始めたよ
①【夏休みの宿題】一日にする内容は事前に決めよう
夏休みの宿題はドリルやプリントなど上級生になるにつれて増えていくので、一日にどれくらいの宿題を頑張るのか、事前に決めておくとスムーズに宿題に取り組めます。
一ヵ月もある夏休みの中で宿題に取り組むのは、計画を立ててないとだらだらしてしまいますし、お盆休みや帰省のときには宿題よりも遊びを優先してしまいがち。
うちの子の場合、小学校1年生の夏休みの宿題は、算数ドリル15ページ、国語プリント10枚、ピアニカ、音読、百人一首の暗記、なわとびでした。
夏休みが始まる前に宿題一覧は分かるので、親子で一緒に確認してなるべく早めに宿題をいつどれくらいするのか計画を立ててみてくださいね。
➁【昼ごはん】冷凍食品や宅配食材などを上手く使おう
夏休みは子供の昼食やお弁当を毎日手作りするのは大変なので、冷凍食品や宅配食材を利用してどんどん手抜きをしていくと、忙しい中でも子供と過ごす時間が作れます。
冷凍食品はアレンジしてもおいしく食べられますし、宅配食材は安全な野菜や簡単なミールキットで調理の時短も可能。
私は、子供とミールキットでお料理をしたり、子供と一緒に作ったものをお弁当に詰めたりして夏休みの昼食をのりこえました。
作るのが面倒な時は、料理を作って洗い物までしてくれる家事代行サービスもあるので、少しでも手抜きできるところは手抜きをして、ストレスがかからないようにしましょう。
③【子供の留守番】ルールを決めて防犯意識をつけよう
どうしても子供だけでお留守番させないといけないときは、少しでも安全性を高めるため、事前に親子でお留守番中のルールを決めておくと良いです。
「誰か来ても開けない」「戸締りはしっかりする」「火は絶対に使わない」など約束しておくと安心。
夏休みの前にお買い物に出かける少しの間だけお留守番をさせるなど、子供とお留守番の練習をしておくといざというときに安心できます。
子供だけでのお留守番は心配ですが、どうしても子供を置いて外出しないといけない場合は、ルールをしっかり決めて防犯意識をつけてあげると不安も減りますね。
夏休みを楽しむ考え方!のんびり過ごそう
夏休みは「何する?」「お昼ご飯は?」「宿題は?」など悩むことががたくさんあるので、イライラしてしまいがち。
- 無理に毎日予定を入れない
- どうしても外出したいときは少し外出
夏休みを楽しむには親の気持ちも大切なので、楽しく夏休みを過ごす考え方の一つとして参考にしてみてくださいね。
①無理に毎日予定を入れない!何もない日を楽しもう
毎日予定を入れすぎると親子ともに疲れてしまうので、何も予定を入れない日を作って家でのんびりする時間も大切。
家にいて家族でのんびりテレビを見たり、一緒に工作をしたりしながら親子のコミュニケーションをとるだけでも充実した1日になります。
うちの子はたくさんのイベントの予定を入れると、疲れすぎて体調を崩してしまうことがあるので、2~3日に一回ペースで予定を入れていました。
無理に予定を詰めすぎて体調を崩すことが無いよう、親子でゆったりと夏休みを楽しんでくださいね。
②どうしても外出したい!人の少ない時間帯に公園へ行こう
家にこもりきりだと親子ともにストレスを感じてしまうので、朝の涼しい時間帯に少し公園へお散歩に行ってみましょう。
朝に少しだけ外出する習慣をつけていると、夏休みでも規則正しい生活を送れます。
うちの子は夏休みの宿題になわとびの練習があったので、朝になわとびの練習をしに近くの公園へ行きました。
なかなか外出できなくてイライラしてしまうときは、人の少ない時間帯を見計らって少しの時間でも外出を楽しんでみてくださいね。
室内で遊ぼう!遊びながら勉強ができるアイデア5選
なかなか外出できない時、子供と室内で何をして遊ぶか悩みますよね。
【夏休みを室内で過ごす5つのアイデア】
- 絵本を読んでみよう
- 工作にチャレンジ
- 親子で料理
- 自由研究
- プランター菜園
夏休みにアニメや映画ばかり見ているならば英語の無料教材にチャレンジし、親子で英語の勉強をしてみても良いですね。
①【絵本を読む】国語力をUP!夏休みの宿題にでるかも
絵本をたくさん読むと国語力がUPするので、夏休みにたくさん本を読ませてあげることをおススメします。
図書館にお出かけをするのも楽しいですし、あまり外出したくない、人の多い所に行きたくない場合は、本を購入してみてもいいですね。
うちの子の小学校1年生の夏休みの宿題に10冊の絵本を読むというものがあったので、図書館で本を借りたり、本屋で購入したりしました。
夏休みにおススメの絵本はコチラのサイトにたくさん紹介されているので、何を読むか悩んだ時は参考にしてみてくださいね。⇒【絵本ナビ】夏休みに読みたい絵本(1年生向け)
➁【工作】算数の勉強!牛乳パックで展開図の勉強も
夏休みは普段は忙しくてできないような少しむずかしい工作を楽しんでみると、集中力が身につきますし、サイコロなどの組み立てる工作は展開図の勉強ができます。
材料は牛乳パックやペットボトル、段ボールなどを使うと、あまり費用をかけずに工作にチャレンジ可能。
牛乳パックは子供でも安全に切れますし、子供だけで開かせると展開図の勉強もできるので、遊びながら算数の勉強ができます。
雪印メグミルクのサイト内には、牛乳パックで作れる工作を紹介しているので、子供とどんな工作をするか悩むときには見てみてくださいね。
https://www.meg-snow.com/fun/make/
③【親子で料理】国語や算数などの勉強ができる
子供と料理を作ると楽しみながら国語や算数、理科の勉強ができるので、意欲的に勉強をする子供に育ちます。
また、夏休みはご飯を何作ろうと悩むときに親子で料理を楽しむと、ご飯のことを考えなくてもOK。
どんな手抜き料理だったとしても、子供が一生懸命作ったものならお父さんは喜んでくれるので、暑くて料理を作る気が起きない時にもおススメです。
子供と料理をすると低学年の子供でも読み書きの勉強ができるので、親子のコミュニケーションを楽しみながら料理をしてみてくださいね。
④【自由研究】科学の勉強ができる!自主的に調べ物をする子供に
子供の好奇心のままに自由研究にチャレンジしてみると、意欲的に勉強をするようになります。
夏休みの宿題で出ることが多い自由研究ですが、不思議な反応を楽しめる実験はすぐできるものが多いので、夏休みのヒマな時間にいつでもチャレンジ可能。
うちの子は宿題以外のときでも自由研究をさせたところ、「別の実験もしてみたい!」「これはどうなるんだろう?」といろいろなことに興味をもって、自主的に調べるようになりました。
低学年におススメの自由研究とまとめ方は別記事にまとめたので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
⑤【プランター菜園】食育ができる!味のちがいを比べてみよう
夏休みの宿題で朝顔やミニトマトの栽培をしているかもしれませんが、宿題以外にもプランター菜園を楽しむと食育ができます。
宿題の植物に水やりをするついでにプランター菜園を楽しめるので、水やりに飽きて枯らしてしまう可能性もナシ。
プランター菜園のグッズは100円ショップやホームセンターでいつでも買うことができますし、プランターは牛乳パックやペットボトルで作ることもできます。
プランター菜園の収穫はとても楽しく、収穫したての野菜の味はスーパーのものとちがうので、味のちがいを楽しみながら食育をしてあげてくださいね。
小学生の夏休みは遊びながら勉強!ストレスをためずに親子で楽しもう
小学校の夏休みは保護者の状況によって過ごし方が変わりますが、生活リズムを崩さないことが大切です。
一日のルールを事前に決めておくと、生活リズムを崩すことなく過ごせますが、予定を入れすぎると疲れてイライラしてしまうことも。
夏休みの宿題以外にも遊びながら勉強をすることで、自主的に勉強をしたり、意欲的に学ぶ姿勢が身につきます。
お昼ご飯どうしよう?と悩むときは子供と料理をしたり、何をするか悩むときは工作や絵本を楽しみながら、長い夏休みを子供と楽しんでくださいね。