子供が年長になったけれど、
「入学前に勉強をさせたほうがいいの?させなくてもいいの?」
「入学前にどんな勉強をさせておくといいのかな?」
と悩みますよね。
この記事では、入学前に勉強をさせておいたほうがいい理由と、どんな勉強をさせると良いのか、勉強を楽しみながらするコツをまとめました。
楽しみながら勉強をする習慣をつけておくと、子供が意欲的に勉強をするようになるので、入学前に子供と一緒に楽しみながら勉強してみてくださいね。
入学前に勉強をしておくメリット!スムーズに授業に取り組める
【入学前に勉強をするメリット】
- ひらがなが書けるとプリントに名前を書くときに悩まない
- 国語の本読みがスムーズに取り組める
- 数字が分かると出席番号順に並ぶときに困らない
- 時間割通りに動けると自信を持って行動できる
入学する前に子供に勉強をさせておくか悩む方も多いと思いますが、入学前に勉強をしておくと子供がスムーズに授業に取り組めるようになります。
うちの子供は時計を読めるようにしていましたが、時間通りに動くことができなくて小学校生活になかなかなじむことができませんでした。
ひらがなを読めるようにしておくと国語の授業やプリントの記名をスムーズに取り組むことができますし、数字を知っておくと算数や出席番号の理解で困ることはありません。
入学前に学習をさせておくことは、自信を持って行動することや小学校生活を楽しむことにつながるので、ぜひ自宅で勉強してみてくださいね。
入学前に楽しんで勉強をするための2つのポイント
入学前に勉強をさせすぎて勉強が嫌いになってしまったということが無いように、楽しんで勉強ができるポイントをまとめました。
【勉強が嫌いにならない2つのポイント】
- 勉強はドリル以外でもOK
- ストレスなく勉強できる方法を知ろう
「入学前に勉強をする習慣をつけるために毎日ドリルをしないと!」と思うかもしれませんが、入学後はイヤでも勉強をする習慣はつくので無理をさせなくても大丈夫。
入学前に楽しく勉強ができる環境をつくってあげると、入学後に自分から進んで勉強してくれるようになります。
勉強はドリル以外でもOK!絵本やお買い物を一緒に楽しもう
子供にドリルをさせる以外にも、子供と一緒に楽しみながら勉強する方法はあります。
私は子供に文章量が少ない小さな絵本を持たせ、ママやぬいぐるみ相手に読んでもらい、遊びの中でひらがなのお勉強をさせました。
また、一緒に買い物に行って数字を読む練習をしたり、家でお片付けのときに買い物ごっこをしながら数字を数える勉強もできます。
図書館で一緒に絵本を選んだり、買い物のついでに数字の勉強をさせることは、毎日ドリルをさせるという勉強方法よりもお金をかけることなく楽しんでお勉強ができますよ。
親子ともにストレスなく勉強するなら教材購入もあり
家でドリルをさせていたけれど一回やったようなドリルばかりで子供が集中してくれない、日常に勉強を取り入れるのは忙しくてなかなか…という場合は、こどもちゃれんじなどの教材を買うのもあり。
こどもちゃれんじは毎月ちがったドリルをさせることができ、絵本やおもちゃを通して無理なく勉強をさせることができます。
ドリルだけをさせるとママが近くで教えてあげないといけない場面も多く、子供が分からない部分をずっとそばで教え続けるのは大変です。
おもちゃ付きの教材だと1人であそびながら勉強してくれるので、親子ともにストレスなく子供に勉強をさせることができますよ。
無料体験教材もあり!毎月違うおもちゃ付きの教材を使って子供に遊びながら勉強をさせてあげよう⇒【こどもチャレンジ】
入学前に学んでおきたい4つの勉強内容と勉強を楽しむコツ
子供がゆとりを持って小学校生活をおくるために、入学前にさせておきたい勉強は4つあります。
【入学前に子供に教えておきたい勉強】
- ひらがなを全部読める
- 自分の名前をかける
- 数字は1~40まで理解できる
- 時計を理解できる
小学校では時間割通りに動く生活になかなかなじむことができなかったので、入学前に「時計の勉強」をしっかりさせておいたほうが良かったと感じました。
①ひらがなが読めると小学校生活がより楽しくなる
ひらがなを読めるようにしておくと担任の先生が黒板に書く内容が理解できるので、子供が自信をもって小学校生活を送ることができます。
うちの子はひらがなを読めるようにしていたので、小学校の教室案内などの張り紙を宝物でも見つけるように探したり、教室で座席にはられた自分の名前を楽しそうに探していました。
国語の授業が先か、小学校生活になじむため小学校探検が先かは学校によりますが、担任の先生は説明のときに黒板の文字を書くのでひらがなを読めるようにしておくと安心。
授業だけでなくお友達の名札をみる機会もあるので、ひらがなを読めるようにしておくと小学校生活をより楽しめるようになります。
▼▼料理本を使うと子供に国語力がつく!?親子で楽しく料理をしながらお勉強▼▼
ひらがなを読めるようにするための勉強を楽しむコツ
子供が楽しみながらひらがなを読めるように勉強するには、「絵本」を子供に読ませることがおススメです。
うちの子の場合は、色や数字など子供が見ただけで意味を理解できるような小さな絵本から絵本を読む練習を3歳のころからはじめ、4歳になる前には文字を読めるようになりました。
絵本はたくさんあってどんなものを選んでいいか分からないという場合は「絵本ナビ」がおススメで、年齢別に絵本の紹介があったり、絵本によっては全ページ試し読みができるものがあるので絵本選びに悩みません。
絵本などを使って楽しみながら勉強をすると早くひらがなを覚えるようになるので、小学校生活をより楽しむためにも子供と絵本を読んでみてくださいね。
6歳におススメ絵本は小学校生活をより楽しめるようにする本!絵本ナビをチェックして子供の好奇心を満たそう⇒6歳におススメの絵本をたくさん紹介している「絵本ナビ」
➁自分の名前を書けると授業に集中できる
入学後から自分のプリントには自分で名前を書かないといけない場面が出てくるので、ひらがなで自分の名前をかけるようにしておくと子供が困りません。
うちの子は入学式の次の日の授業でプリントに自分の名前を自分で書いていたので、子供が自分の名前を書くタイミングは入学後すぐにあると考えておいたほうがいいと思います。
自分の名前を自分で書けると集中力を切らすことなく授業に取り組めるので、小学校生活により早くなじめるようになります。
プリントへの記名以外にも、図工の授業で自分の作品に名前を書くなど子供が自分の名前を書くタイミングはたくさんあるので、子供の名前は入学前までに自分で書けるようにしておくと安心です。
自分の名前を書く勉強を楽しむコツ
自分の名前を楽しみながら書けるようになるには「お手紙交換」がおススメで、お手紙の相手は幼稚園のお友達やママ、祖父母でもOK。
手紙の内容は文字でなく絵だけでも大丈夫で、書き終わった後には「手紙には自分のお名前を書かないと、誰からもらったか分からなくなるよ」と声掛けをすると、少しずつ名前を書く機会を作れます。
幼稚園で自分の名前を見るチャンスはたくさんあるので、下の名前からでも少しずつ紙に書けるような機会を用意するだけで、子供はすぐに自分の名前をかけるようになりますよ。
③出席番号が読めると余裕を持った小学校生活を送れる
学校のプリントには名前と一緒に出席番号を書く項目があったり、学校内では出席番号順に整列する機会もあるので、家で事前に数字の勉強をしておくと子供が余裕をもって小学校生活を送ることができます。
出席番号は男の子は1~20番、女の子は20~40番になることが多く、女の子の場合は全体で数えた場合と女の子だけで数えた場合の2種類の出席番号を覚えないといけません。
入学後の算数の授業では1ケタの数字から勉強が始まるので、10以上の数字は事前に家で勉強をしておかないと出席番号順に並んだりするときに子供がとまどいます。
出席番号は読めないと小学校生活ができないというものではありませんが、子供が小学校生活をゆとりをもって送ることができるように数字を読む練習をしておくことは大切です。
数字を楽しみながら勉強するコツ
楽しみながら数字を子供に教える方法は、片付けのときに一緒に数を数えたり、お買い物のときに駄菓子の値札を読ませたりすることです。
うちは3人の子供がいるので、お手伝いのときに「1人3個ずつのイチゴをお皿にのせてね」などと言って分けてもらったり、お片付けのときに数をかぞえながらおもちゃ箱にしまう作業をしました。
忙しくて声掛けなどができそうにない場合はドリルを活用するのもおススメで、100円均一に売っているものでもOKですが、種類が少なめ。
本屋のドリルは100円均一よりもお高めですが種類が多く、キャラクター商品のドリルもたくさんあるので楽しみながら勉強をすることができますよ。
④時計を読めるようと小学校生活になじみやすい
時計を読めることと時間を守る習慣をつけておくとスムーズに小学校生活になじめるので、家で時計を読む勉強をしておくことをおススメします。
小学校は時間割通りに進む生活になり、時間を守ることは幼稚園よりもきびしく教育をされるので、のんびりとした方針の幼稚園に通っていた場合子供が少しとまどうことも。
あと○分でこの作業を終わらせないといけないということは担任の先生からも声掛けはあるので、時計を読めると急がないといけないことを子供が自分で理解することができます。
子供が自分で時計を読んで行動をすることは、小学校生活になじみやすくなるだけでなく、日常生活でも計画的に動いてくれるようになるので「早く!」と注意することが減りますよ。
時計の勉強を楽しむコツ
時計の勉強を楽しみながら子供に教える方法は、リビングの壁掛け時計を知育時計に変えることです。
最初は4の数字になったらおもちゃの片づけをしようねなどと声掛けをしながら時間を守る習慣をつけ、できるようになったら「分」や「時間」の読み方を教えます。
毎日少しずつ声かけをしていると子供はすぐ時計を読めるようになり、3歳の下の子も同じ方法ですぐに時計の読み方を覚えました。
日々の生活の中で時計を見ながら行動をさせることで、時計を読む勉強と時間を守る習慣をつけることができますよ。
▼▼一週間もかからずに「分」が読めるようになった時計の勉強方法▼▼
入学前に学んでおくと小学校生活をより楽しめる2つの勉強
入学後の授業に必要な勉強ではありませんが、より授業を楽しめるようになるための勉強は2つあります。
【入学前にしておくとより小学校生活が楽しめる勉強】
- お金を使って買い物ができる
- 食育の勉強
食育は多くの小学校で行われるので、家で学んでおくとより食育の授業を楽しめますし、好き嫌いを減らすきっかけにもなります。
①お金の計算をさせると算数が理解しやすい
小銭の数を数えることで数の勉強や足し算の勉強ができ、算数の授業内容がスムーズに理解できるようになるので、入学前にお金の数え方の勉強をしておくことをおススメします。
最初は同じ形のものを集めて何枚あるか数えるところからはじめ、1円玉10枚で10円、10円玉2枚で20円など少しずつ教えていきます。
小銭について家で教えた後は、財布をもって子供のお菓子を一緒に買いに行くと、楽しんでお金の勉強をすることができます。
入学後すぐに算数でお金の勉強を始めるわけではないですが、入学前に小銭を使えるようにしておくと子供が算数を理解しやすいので、授業に自信を持って取り組むことができるようになりますよ。
➁小学校の給食をより楽しむために食育をしよう
食育は好き嫌いを減らすことができるだけでなく、味を表現する表現力や見た目のちがいを見つける観察力をつけることができるので、勉強に意欲的な子供に育てることができます。
うちの子の小学校では給食後に食育クイズが出されますが、家で食育をしていた結果「自分だけ正解だった」とよろこんで帰ってくる日もありました。
食育は食材の見た目を観察したり、食べて味のちがいを見るだけなど簡単に学べるものが多いので、子供も意欲的に学ぶ姿勢を見せてくれます。
楽しく食育をする方法としては一緒に料理をするという方法がおススメですが、忙しくて時間がないという方には食材宅配を利用してみても良いですね。
▼意欲的に勉強をする子供に育てるための食育!?食育ができる宅配食材ランキング▼
入学前に楽しく勉強する習慣をつけよう
買い物やおもちゃのお片付け、絵本の読み聞かせなどを通して楽しく勉強をする習慣をつけておくと、子供が意欲的に勉強をするようになります。
入学後はイヤでも勉強をする習慣はつくので、無理して毎日勉強をさせる必要はなく、日常生活の中にさりげなく勉強をする機会を作るだけでOK。
「勉強は楽しい」「もっとしたい」と子供が理解すると勉強に意欲的になりますし、勉強に意欲的に取り組むと小学校生活をより楽しむことができます。
子供が年長になると入学準備で忙しいかもしれませんが、小学校の授業をスムーズに取り組むことができるよう、子供と一緒に楽しみながら勉強してみてくださいね。
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