双子を出産したけれど、
「毎日の双子育児がツライ」
「夫の帰りが遅くて頼れない!ママ1人で双子育児をどうやって乗り越えたらいいのかな」
と悩んでいませんか?
この記事では、0~1歳の双子育児をほぼワンオペで乗り越えた方法についてまとめました。
双子育児中は同時泣きをしたり、夜泣きで睡眠不足になったりして毎日がしんどいと思ってしまうことも多いと思います。
0~1歳の双子育児をほぼ私1人で乗り越えた方法が、双子育児で毎日が大変と悩むあなたの助けになると嬉しいです。
双子の授乳|生後2週間から完全母乳育児が始まる
母乳育児推奨の産院で双子を出産した後から卒乳まで、どのように授乳をしたのかをまとめました。
産後入院中の授乳や1ヵ月健診については別記事にまとめています。
【新生児期~首すわり前】泣いても1人ずつ授乳
産後の入院中にほぼ母乳育児をしたからか、帰宅後はミルクだけでなく、ほ乳瓶に搾乳した母乳を入れても飲んでくれなかったため、完全母乳育児で双子を育てることになりました。
双子が生後2週間で完全にほ乳瓶を拒否したので同時授乳に挑戦したものの、新生児がちゃんと母乳を飲めるよう頭の位置を調整するのは大変。
助産師からは慣れるしかないと言われましたが、授乳クッションから双子を落としそうになったのをきっかけに同時授乳を断念しました。
双子の安全を最優先に考え同時授乳をやめることで、授乳中に落としたらどうしようという不安な気持ちを減らせましたが、泣く双子を見て心が苦しくなることがありました。
【首すわり後】同時授乳は双子の集中力が切れるので断念
首がすわってから同時授乳を再度チャレンジしてみましたが、相棒の手が当たる・頭が当たるなど双子は気になることがいっぱいで、授乳に集中してもらえませんでした。
集中できないままの授乳は双子にとって不満があり、授乳中でもすぐに泣き始めてしまったので、同時授乳は断念。
1人ずつ抱っこをして授乳し、もう1人は泣いていても待ってもらうという授乳スタイルで双子の授乳をのりこえました。
待ってもらう間泣き続けている様子を見るのは悲しかったのですが、中途半端にかまったり途中で順番交代で授乳をしたりすると、余計に長引いたので心を無にして授乳しました。
【ずりばい期~つかまり立ちの時期】自分で吸いに来てもらう
ずりばいに慣れ自分で移動できるようになると、同時泣きをした時だけ自分で吸いに来てもらっていました。
授乳方法は双子が授乳の順番でケンカするので、私は上半身をさらけ出して大の字で寝て、上に子供たちが乗るスタイル。
ケンカをするかと思いましたが、今まで泣いて待つことが多かったからかおとなしく吸ってくれていたので、卒乳まで同時泣きしたときは私が寝て待つスタイルにしました。
上半身をさらけ出しながらの授乳は私のお腹が冷えて痛くなることもあったので、タオルをかけてお腹が冷えないよう対策をしていました。
【卒乳】1歳2カ月で決行!双子は大泣きだが3日で完了
双子が1歳をこえた頃は昼寝と夜の寝かしつけのみ授乳し、夜間に起きることが少なくなったことと、私が母乳育児への限界を感じたため、1歳2カ月で卒乳をはじめました。
授乳のたびに大泣きしていたので、卒乳の寝かしつけで大泣きすることは耐えられましたが、お互いに疲れ切った状態での睡眠。
卒乳3日目には泣くこともなく母にくっついて寝るスタイルに落ち着き、無事卒乳をすることができました。
もともと授乳量が少なくなっていたからか卒乳後におっぱいが張ることは無かったので、双子もそろそろ卒乳ということを理解していたのかもしれません。
双子の離乳食|子供のペースでゆっくり進める
双子の授乳回数を減らしたかったので生後5か月のときに離乳食を始めましたが、なかなか食べてくれないときもありました。
私が1回食・2回食・3回食のときに双子に何を食べさせたのか、どのように進めていったのかをまとめました。
【1回食】食べなくても1口のおかゆだけは継続
毎日の授乳がつらかったので、双子が早く卒乳できるよう生後5か月から裏ごししたおかゆを食べさせはじめました。
双子が離乳食を全く食べてくれないときもありましたが、それでも1日1回1口のおかゆだけは継続。
最初はひざの上で順番に食べさせていましたが、野菜や豆腐などおかゆ以外のものを食べるようになったら床に置くタイプのイスに1人ずつ座って食べてもらうようにしました。
双子の離乳食を準備するのは大変なので、なかなか食べてくれないことにストレスを感じる場合は離乳食を休んだり、おかゆだけあげるなどゆっくり進めてみて下さいね。
【2回食】少しでもストレスを減らすために双子が食べるものを準備
2回食が始まったときは食べむらがあったので、双子にあわせて離乳食を準備していました。
なめらかなものからつぶ状の離乳食に変えたとき、食べてくれなかったらすぐなめらかなものにもどすなど、離乳食の段階別ではなく双子が食べる形状にあわせて離乳食を準備。
食欲はあったので納豆に肉をまぜる・バナナに野菜をまぜるなど、双子が食べるものと混ぜて離乳食を準備をすることで、少しでも多くの食材を食べてもらえるよう工夫しました。
どんなに手をかけて離乳食を作っても、双子が大好きな食材しか食べてくれないときに私はストレスを感じたので、双子が食べるものを基準に離乳食を準備すると良いと思いました。
【3回食】私の余裕があるときだけ1人で食べる練習にチャレンジ
3回食は私に余裕があるときだけ双子がスプーンを使ってご飯を食べられるよう練習をしましたが、遊び食べや食べこぼしのため全身べたべたになっていました。
手つかみ食べができる食材が多くなり、双子が自分で食べるようになると食べこぼしがたくさん出てかなり汚れます。
高さのあるイスに座らせると離乳食がイスや床にくっついて掃除が大変なので、少しでも掃除の負担をなくすために床にいすをならべて離乳食をあげました。
かなり汚れてストレスを感じることもありましたが、1人で食べてくれるようになると私の負担が減ったので、大人が余裕のあるときに1人で食べる練習をしてみると良いと思います。
双子のアレルギー|1歳半まで乳製品、3歳まで卵を除去
生後6か月にはじめてヨーグルトをあげたことでアレルギーが判明し、その後小児科で卵アレルギーまであると診断されました。
双子の乳アレルギー・卵アレルギーをどのように乗り越えたかをまとめました。
【乳製品アレルギー】1回食のヨーグルトで判明!すぐ小児科へ
双子が生後6ヵ月のときにベビー用のヨーグルトを食べさせたところじんましんが出たので、すぐ小児科で診察してもらった結果、乳・乳製品アレルギーであると診断されました。
授乳時に使わなかった粉ミルクの残りや、ヨーグルト、牛乳を食べさせることをすぐにやめ、離乳食を作るときは乳製品が入らないように注意。
小児科では「半年おきにアレルギー検査をしましょう」と言われ、1歳、1歳半と検査をした結果、1歳半のときにアレルギー値が0となっていました。
乳製品が入っているお菓子から食べさせた結果じんましんは出ず、無事乳・乳製品アレルギーを克服することができました。
【卵アレルギー】乳製品のアレルギー検査で判明!2歳半から少しずつ食べさせる
乳製品のアレルギーが出たとき一緒に卵アレルギーの検査をした結果、アレルギー値は0~5の段階のうち2.5と診断され、半年おきに診察することになりました。
2歳半の診察でアレルギー値が1以下となったので、「耳かき1杯の卵黄を食べさせましょう」と医師から言われました。
小児科で持参した卵黄を食べさせてみると、じんましんなどの反応はなし。
その後、卵ボーロなど卵が入ったお菓子を少しずつ食べさせた結果、3歳になったときは卵1個食べてもじんましんは出なくなり、卵アレルギーは克服できました。
双子のお風呂|ワンオペのためベビーバスを長く利用
夫の仕事が終わるのが遅くお風呂の時間に帰宅できなかったので、双子のお風呂はほぼ毎日私1人で入れていました。
双子の成長段階別にどのようにお風呂へ入れたのかについては別記事に詳しくまとめました。
【生後6ヵ月まで】キッチンでベビーバスを使うのが一番楽
新生児期から生後6ヵ月までキッチンのシンクにベビーバスを入れて沐浴し、生後6ヵ月になると双子が少し動くだけで周りが水浸しになっていたのでお風呂場へ移動しました。
沐浴は1人ずつお風呂のお湯を入れ替えていたので、沐浴剤を使う量は1ヵ月に1本。
キッチンでお風呂に入れるメリットは、クーラーや暖房をつけて温度調整がしやすいこと、普段生活しているスペースなので双子の相棒もおとなしく待ってくれることです。
双子がケンカをすることなくお風呂に入れることができたので、大人1人だけでお風呂に入れるときはベビーバスが一番楽な方法だと思います。
【生後6ヵ月からつかまり立ちするまで】大人の負担が少ないようベビーチェア・ベビーバスで入浴
生後6ヵ月からお風呂場で体を洗うときにベビーチェアを利用し、腰が座るようになったらベビーバスと併用して体を洗いました。
私の体調不良や双子の機嫌が悪いなどお風呂を1人で入れるのが大変な時は、掃除をすることを覚悟してキッチンのシンクで沐浴。
腰が座るようになったら浴室内に沐浴剤を入れたベビーバスを置くと、入浴したまま待ってもらうことができるので寒い冬の間は便利だと思います。
その他にも、「1人はベビーバスで沐浴・1人はベビー用ソープで体を洗う」など、その時の私の体調と双子の機嫌にあわせて入浴方法を変え、少しでも負担を減らしました。
【つかまり立ちしてから】大人と一緒のお風呂に入れよう
双子がつかまり立ちをできるようになったとき、大人の浴槽で双子と一緒に入浴しはじめましたが、転んでしまったり、おぼれてしまったりしないよう注意が必要でした。
お風呂のお湯は双子が座ったらへそのあたりにくるぐらいの量だけ入れ、浴槽に双子を入れてからはおもちゃを用意しておくと遊んで待ってくれました。
大人と同じ浴槽だと双子が浴槽内に座ったとき、姿が見えにくくなってしまうことがあるので、双子の相棒を洗っているときは背を伸ばしておぼれていないか何度も確認。
双子から目をはなさないよう大人は立って体を洗ったり、シャンプーを手早くすますなど工夫が必要でしたが、一緒のタイミングで入浴できることがとても嬉しかったです。
双子の外出|成長に合わせて移動方法が変わる
双子の成長にあわせて移動方法が変わるので、成長別にどのように外出したかについてまとめました。
【首すわり前】抱っこかベビーカーで移動!買い物はネットスーパーを利用しなるべく外出を減らす
エレベーターなしの5階、家の周囲は双子用ベビーカーが通れるほど歩道が広くないところに住んでいたため、首が座っていない双子の外出は夫の休みだけしかできませんでした。
3ヶ月健診や予防接種のときは、施設の入り口までしかベビーカーを使えなかったので、夫に休みを取ってもらい対応しましたが、予防接種は何度もあるため休めない時も。
予防接種は夫が休めるタイミングで連れていくか、首が座って自分一人で連れて行けるようになるまでゆっくりとしたペースで始めました。
私1人でお散歩にも連れていくことができなかったため、日用品の買い物はネットスーパーを利用し、双子と3人で家にこもる生活をしていました。
【首すわり後】おんぶと抱っこで買い物!夫と分担できるよう抱っこ紐は複数個購入
首が座った後初めて私1人だけで双子を外出させることができましたが、双子用ベビーカーは重くて片手で運転できなかったので、買い物のときは使えませんでした。
今では少しずつ増えてきた双子用抱っこ紐も、私が双子出産時には見つけられなかったのでクロスタイプのものを1つ、ベビービョルンの抱っこ紐を夫と私用に2個購入。
クロスタイプのものは折り畳みができて持ち運びがしやすいので、ショッピングモールなどベビーカーを使える外出先のときに利用していました。
抱っこ紐を1人で2つ使えば私1人でも外出することができたので、食材の買い出しなどすぐ済ませることができる用事から双子との外出を少しずつ練習していきました。
【歩くようになったとき】迷子対策は万全に!とにかく双子を目立たせる
すぐあちこちに歩いて行ってしまう双子に、私が実践した迷子対策は「同じ店にしか行かない・おそろいの服、明るい色の服で目立たせる」の2つです。
外出先はいつも同じ場所を選ぶと迷子になってもどの辺にいるか分かりやすく、双子は目立つので店員さんにも覚えてもらいやすいです。
また、子供が多い支援センターなどは明るい色の服を着せ双子を目立たせると、どこにいるかすぐ見つけられます。
双子が歩き始めると抱っこ紐やベビーカーを拒否したり、あちこち歩き回って迷子になってしまったりするので、迷子防止のため双子をすぐ見つけられるよう工夫をすることが大切です。
双子1歳の誕生日|食事やプレゼントなどの事前準備は早めにしよう
実際に双子が1歳の誕生日をどのように過ごしたのか、どんなプレゼントを準備したのかについてまとめました。
双子が産まれてから6歳までのお祝い行事で必要だったものやチェックしておきたいポイントは、別記事にまとめています。
【お祝い】双子はアレルギー対応食!大人の食事は仕出しで対応
双子の1歳の誕生日は一升もちと赤飯を餅屋に注文し、大人用のご飯は仕出し、双子はアレルギー対応の食事とケーキを準備しました。
部屋の飾りつけは前日の夜に双子が何度も起きていたのと、お祝いに来た両親に大泣きしたためほとんどできなかったので、早めに準備すればよかったと後悔。
アレルギーがある双子には普段と変わらない食事とケーキ代わりに米粉で作った蒸しパンを用意したので、大人と一緒に食事を楽しむことができました。
誕生日当日に飾りつけや食事を準備をするのは大変なので、部屋の飾りつけは前日までにしておいたり、料理は仕出しや総菜に頼ると楽だと思います。
【プレゼント】双子がケンカをしないよう2セットずつ購入
双子の誕生日プレゼントはパパとママ、両親、義両親、親せきからもらい、同じものを選んでしまわないよう私が希望を伝えて買ってもらうという形をとりました。
- レゴデュプロ
- おままごとセット
- 英語の絵本
双子のプレゼントを選ぶ基準は「双子がケンカをしないもの・誤嚥しないもの」。
レゴデュプロとおままごとセットは同じものを2セットずつもらったのでケンカをすることが無く、7歳になった今でも遊んでいます。
英語の絵本はボタンを押すと英語版の童謡が流れるタイプの絵本で、何度も聞くことで英語の歌を歌えるように。
どれもたくさん考えて遊べるものなので集中力がつき、双子だけで遊ぶ機会も増えてきたので、誕生日プレゼントに選んでよかったと思います。
双子育児はワンオペでもなんとかなる!
双子を出産し、自宅に戻った後はほぼワンオペ育児。不安も多かったのですが、「気張りすぎない・双子中心に考える」ことで私1人でも乗り越えることができました。
夜泣きで睡眠がほとんど取れなかったり、同時泣きをしたりすると私1人では手が足りず、「つらい」「何で私だけ…」と泣いてしまう日もたくさんありました。
しかし、どんなに疲れ果てても双子が寝ている様子や機嫌がいいときの可愛さを見ると、頑張ろうと思えるように。
双子育児中は大変なことがたくさんありますが、「○○基準」や「他の人が言う普通」は気にせず、双子中心に物事を考えることが大切。気をはりすぎず毎日を楽しんでみて下さいね。
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