子どもに料理を教えてみたいけど、
「何からさせればいいの?」
「ちゃんとできるかな?」
と悩んでいませんか?
この記事では料理になれるためのお手伝いと、そのお手伝いで何を学べるのかをお話します。
料理のお手伝いは子供が食に興味を持つだけでなく、たくさんのことが学べますよ。
子どもにさせたいお手伝いの種類はこの4つ!本格的な料理の前に体験させよう
初めての料理はできないことがいっぱいあるので、まずはお手伝いからはじめましょう。
- 味見をする
- 野菜を洗う
- ヘタ・種取り、皮むきをする
- ピックをさす
4つのお手伝いができるようになると、カンタンな料理なら子供だけでも作れるようになりますよ。
味見でたくさんの味を知ろう
生で食べられるものは生のままで、調味料はすこしだけ味見させてあげましょう。
きらいなものを食べれるようになったり、料理で失敗をしにくくなりますよ。
味見を楽しみながら、塩やしょうゆがしょっぱいことなどを子供は学びます。
その時にどう思ったのか聞き、
「しおはしょっぱい!」
「そうだね。だからお料理にはちょっとしか入れないよ」
と教えてあげると、子供は味や注意をしっかりと覚えます。
料理のときに調味料を入れすぎるなどの失敗をしにくくなりますよ。
野菜をあらって野菜を知ろう
野菜をあらうことで野菜に興味をもちます。
「こんなにかたいんだ!」
「この野菜は土がいっぱいついてる!」
「この野菜、芽がでてる!」
などたくさんの発見がありますよ。
野菜を洗うと「ほうれん草と小松菜」や「キャベツとレタス」などのように、にている野菜のちがいを学べます。
いろんなものにふれ、食に興味を持ってもらいましょう。
ヘタ、たね取り、皮むきをする
ミニトマトのヘタを取る、玉ねぎの皮をむく、ピーマンの種とりをするなどいろんな作業をさせましょう。
初めて料理をする子供にはむずかしいので、とても集中力がつきますよ。
ピーラーをつかう作業は無理にさせなくても大丈夫。
「ダメ」がきちんと聞けるようになるまで待ちましょう。
ピックをさして固さを知ろう
ミニトマトやキュウリ、ウインナーにそのままくしをさす。
ハムをくるくる巻いてピックでとめるという作業をさせましょう。
どの食べ物がピックを刺しやすいのか、コロコロ転がってさしにくいかを覚えると包丁を使いはじめたときにけがをしないよう注意する力がつきますよ。
ミニトマトはコロコロ転がりますし、少しかたいキュウリはさすのに力がいります。
ハムを上手にたたむことさえむずかしいでしょう。
しかしピックを上手に使えたら、かわいいピックをさした野菜サラダが一人で作れるようになりますよ。
お手伝いのあとは料理グッズを使ってこどもと料理に挑戦
4つのお手伝いができるようになったら、カンタンなお料理にチャレンジしてみましょう。
自分で作った料理はモリモリ食べてくれます。
子供と料理をすることは小食の子や好き嫌いが多い子供にもおすすめ。
おススメ!かんたんおにぎりプレート
ピックでさす、盛り付けるだけの簡単ワンプレート。
とってもカンタンなので初めて料理をするお子様におススメです。
かんたんおにぎりプレートで使う道具
- おにぎりメーカー
- ピック
かんたんおにぎりプレートの材料
- ごはん 子供のおちゃわん 1杯
- ふりかけ お好みで
- ウインナー 2本
- キャンディチーズ 2個
- ミニトマト 2個
- きゅうり 2切れ
- ハム 1枚
- うずらのたまご 2個
- バナナ 3きれ
ママがしてあげる準備
- 米をたいておく
- きゅうりをきる
- ハムを半分に切る
- バナナを切る
子供がすること
- おにぎりメーカーでおにぎりを作ろう
- おにぎりにふりかけをかけよう
- ミニトマトのへたをとろう
- ピックに野菜やウインナーをさす
- もりつけよう
料理のまえにお手伝いで練習!できることを増やしてたのしく料理しよう
お料理にはいろんな作業があり、お手伝いを通していろんな作業が学べます。
子供にはむずかしく、できないことのほうがたくさんあり、ママもこどもができないことにイライラしてしまいがち。
しかし、お手伝いでは食品の形や味、見た目のちがいなどたくさんのことまで学べます。
子供に積極的にお手伝いをさせて、お料理から料理の練習をさせてみましょう。