子供と料理・食育

子供に包丁を持たせるのはいつから?危険をへらして安全に料理をしよう

子供に包丁を持たせるのはいつから?危険をへらして安全に料理をしよう

子どもと料理をはじめたけれど、

「いつ包丁を使わせたらいいの?」

「手が切れる危険もあるし、どうやっておしえよう?」

と悩んでいませんか?

この記事ではいつ包丁を使わせるのか、どのように使い方を教えるのかについて解説しています。

包丁の使い方をしっかりと教えて、安全に料理をしましょう

あみり
あみり
包丁を使わせることが怖い場合は、糸を引くだけでみじん切りが出来る便利グッズもありますよ。

 

包丁はどうやって教えたらいいの?

包丁の教え方を2つに分けてまとめました。

  • 包丁を教える時期
  • 包丁の使い方を教える場所

順番にお話しますね。

包丁を教える時期

プラスチック包丁であれば何歳から教えても大丈夫です。

私の家では一歳半からプラスチック包丁を使わせました。

あみり
あみり
やわらかいものを切ることからチャレンジ

包丁の使い方を教える場所は?

食卓で包丁の使い方を教えることをおすすめします。

台所で踏み台を使うと落ちる場合もあり、包丁の練習をするには危険です。

食卓に座った状態で包丁を使わせてみましょう。

あみり
あみり
広い食卓の方が、兄弟がいても教えやすいよ。

子供用包丁の選び方。使うのは2種類だけ!

子供用包丁はいろんな種類がありますが、私がおススメするのはこの二つ。

おススメする2種類の包丁
  • プラスチック製の包丁
  • 子供用ステンレス製の包丁

子供に包丁を教えるときに使わせる包丁は二種類だけで大丈夫ですよ。

いつからでもOK!プラスチック製の包丁

包丁はいつから使わせる?プラスチック製の包丁

初めて包丁を使うなら、絶対に手が切れないプラスチック製の包丁を選びましょう。

やわらかいものであれば切れるので包丁の練習にピッタリ。

100円均一にも売っているので手に入れやすいですよ。

大人用包丁から使わせたい場合は、手を切る危険があることをしっかりと伝えましょう。

ギザギザ刃の包丁はおススメしません。

なぜなら、ギザギザ刃とプラスチック包丁は切れにくさはそれほど変わらないからです。

また、ギザギザの部分でけがをすることがあります。

最初は安全なプラスチック包丁でしっかりと包丁の使い方を教えましょう。

5歳を目安につかわせよう!子供用ステンレス製包丁

子供 ステンレス包丁の選び方

ステンレス製の包丁を選び、包丁は危険なものと見た目で覚えさせましょう

セラミック包丁はおススメしません。

なぜならおもちゃのような見た目なので、子供に危険なものだと伝えられないからです。

手を切る、落としたら刺さるなど包丁はキケンがいっぱい。

安全に料理ができるよう、見た目から危険なことを教えましょう。

ステンレス包丁を買うならば子供用のステンレス包丁をおすすめします。

子供用包丁は包丁の大きさも子供にピッタリです。

また、包丁の先端も丸まっているので、大人用包丁よりもけがをするキケンが少ないです。

子供用の包丁でけがをしないような環境作りをしましょう。

▼▼子供がけがをしにくいリトルシェフクラブの子供用包丁はコチラ▼▼

プラスチック包丁で学ぶポイントは4つ!しっかり学んで大人用包丁にチャレンジしよう

プラスチック包丁でいろんなことを教えよう。

包丁で学びたい4つのポイント
  • 切れるものを知ろう
  • おき方を知ろう
  • 持ち方・切り方を知ろう
  • 運び方を知ろう

一番重要なポイントは包丁のおき方です。

大人用包丁にチャレンジする前に安全な環境作りを意識しましょう。

プラスチック包丁で切れるものを知ろう

プラスチック包丁はとても切れにくいです。

はじめはバナナ、魚肉ソーセージ、チーズなど手でも切れる柔らかいものからはじめましょう。

あみり
あみり
柔らかいものになれてきたらキュウリや少し柔らかくしたニンジンなどにチャレンジ

包丁のおき方を知ろう

子供に教える。包丁の置き方

「まな板の奥に置く、刃の向きは自分と反対向き」と教えましょう。

子供はどこにでもぽいっと包丁を置きます。

「手が当たって切れるかもしれないこと」

「簡単に落ちる場所に置かないこと」

を意識させましょう。

あみり
あみり
安全に料理ができる環境作りが一番大切

包丁の持ち方・切り方を知ろう

子供に教える。包丁のもちかた

上からやさしくにぎるように持ちます。

切り方は押しながら切る、引きながら切ると教えます。

左手は猫の手でしっかりと押さえる練習をしましょう。

包丁の運び方・声掛けを知ろう

子供に教える。運ぶ時の包丁の持ち方

運ぶときは右手で包丁を持ちます。

切れるほうを自分に向け、左手で刃をつまむようにしましょう。

私の家には三姉妹がいるのでぶつからないよう声かけをさせています。

声かけの仕方

  1. 包丁を持った子が「キケンなものが通ります。」という。
  2. 他の子はキケンなものを持った子が通る道をしっかりと開けて、「どうぞ」という。
  3. 移動する。

声掛けをさせると、ぶつかってけがをするキケンがへります。

また、お互いに気をつけるくせがつくのでおススメです。

ステンレス包丁で学ぶポイント!

プラスチック包丁と違うポイントは「切り方」だけ!

プラスチック包丁で固いものを切らせると押しつぶすような切り方になります。

私の子供はステンレス包丁で生肉を上から押しつぶし、「切れない!」と困っていました。

切り方は押しながら切る、引きながら切ると再度教えましょう。

あみり
あみり
けがをするキケンがいっぱいなので、必ず目の届く範囲で包丁を使わせましょうね。

不安があるなら大人用包丁へのチャレンジは中止!親子ともに準備ができてからにしよう。

大人用の包丁にチャレンジするとき、大人に不安がある場合はやめましょう。

不安が子供に伝わると、包丁を怖がりすぎて上手にチャレンジできません。

親子ともに準備ができるまで、ゆっくりと時間をかけましょう。

あみり
あみり
親子ともに「できる!」と思った時が包丁にチャレンジするタイミングだよ

まだ包丁を使わせるのが怖い!そんな時に使える安全にみじん切りができる便利グッズ

みじん切りしたいときにおススメの便利グッズ

ぶんぶんチョッパーDXは3~5cm角くらいの食材を入れて糸を引いて使います。

みじん切りや、食材をまぜあわせるのにとっても便利。

安全にみじん切りができるので、オムライスなどの料理に最適です。

玉ねぎのように切ると目が痛くなるものもこの商品なら大丈夫。

目が痛くならないのでこどもも嫌がりません

包丁は危険なもの!安全に料理をするためにしっかりと使い方を教えよう

親子ともに包丁を使う準備が出来たら大人用包丁を使わせるタイミング。

どちらか一方でもまだむずかしいと思ったならば、包丁を使わせるのはやめましょう。

包丁を使っているときももちろん気をつけないといけませんが、包丁の使い方を教えるときに重要なのは「包丁の置き方」です。

ふと子供が気を抜いた時にさわってしまったり、落としてしまってけがをするキケンがあることを教えましょう。

包丁の代わりに使える便利グッズも沢山あるので、あせらずゆっくりと包丁の使い方を教えてあげましょう。