自由研究にカッテージチーズを作りたいけれど、
「チーズを作るだけで自由研究になるの?」
「どうやってまとめるの?」
と気になる方はいませんか?
この記事では小学校一年生の子供とチーズ作りにチャレンジした結果を自由研究としてまとめました。
チーズ作りは小学校低学年でもカンタンに作れるので自由研究におススメです。
チーズ作りの準備物。水切りの時間が大事
牛乳 150ml
生クリーム 150ml(植物性と動物性生クリームはどちらでもOK)
レモン汁またはお酢 30ml
なべ
ザル・キッチンペーパーなどの水きり道具 3セット
はかり
牛乳だけ、牛乳と生クリームをまぜたもの、生クリームだけの三種類の材料で結果を比べます。
できたチーズの量や味だけでなく、こして残った水分(ホエイ)の量や色もしらべました。
チーズやホエイの量を比べるために、水きりの時間は同じにしないといけません。
水きりは何個か用意することをおすすめします。
できたては少しすっぱいです。
時間をおくと酸味も消えるのでその味の変化も調べてみよう
水きり道具がない!ペットボトルとコーヒーフィルターで代用
実験に使う水きり道具がない場合、500mlのペットボトルとコーヒーフィルターがあれば水きりの道具を作れます。
500mlのペットボトルをカッターを使って真ん中で切り、飲み口があるほうを逆さに向けて重ね合わせましょう。
セットしたペットボトルにコーヒーフィルターをいれたら水きり道具の完成です。
自由研究には水きり道具が3セット必要なので3つ用意しましょう。
注ぎ口が小さいので材料をいれるときにこぼしてしまうこともあります。
大人が手伝ってあげましょう
比較するのはこの3つ!牛乳からカッテージチーズに変身。
チーズの作り方
- ラップをかけずに600Wで1分30秒
- レモン汁または酢をまぜる
- 水切りをする
- チーズの味や量、ホエイも調べる。
乳脂肪分のちがう生クリームでチャレンジしてもおもしろいです
どうしてチーズになるの?たんぱく質が酸と温度で変化!
牛乳のたんぱく質はお酢やレモン汁に含まれる酸で固まる性質があります。
牛乳と酸をまぜてできた固まりがチーズ、分かれた液体をホエイと呼びます。
牛乳のたんぱく質はあたためても固まります。
なので、実験前に牛乳を温めてチーズをできやすくしています。
冷たい牛乳とあたためた牛乳でできるチーズの量が違うか実験しても楽しいですよ
チーズ作りでチェックする2つのポイント
チーズ作りでチェックするポイントがあります。
- 分離の仕方がちがう。
- 水きり時間を一緒にしよう。
分離の仕方がちがう!ガラス容器でチェック
材料に混ぜる生クリームを増やすほど、分離してできた固まり(チーズ)の大きさが小さくなりました。
生クリームだけの場合は粒が小さすぎて分離したかどうかわかりにくく、失敗したのかと大あわて。
しっかりと分離しているか分からない時は、粗熱がとれた後にガラスの容器に移しかえてみましょう。
ガラス容器だと光がとおりやすいので、分離しているかどうかがチェックしやすいです。
分離しているか分かりにくかったらガラス容器にうつそう
水きり時間を一緒にしよう!結果がちがって大あわて
水きり時間が違うと結果に差が出ます。
今回生クリーム+牛乳だけ上手く分離ができたか分からず、つくりなおしました。
その結果クリーム+牛乳だけ上手く水切りができず、水っぽい仕上がりに。
水が上手く切れていないのでチーズの量が重くなってしまいました。
失敗しないためには水きり時間は一緒にしましょう。
キッチンペーパーをしぼって水きりするのは、キッチンペーパーがやぶれてしまうことがあるので注意
カッテージチーズ作りの自由研究のまとめ方の例
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カンタンなチーズ作りは夏休みの自由研究におすすめ
電子レンジで温める、まぜる、水切りをするなどチーズ作りはカンタンな作業ばかりです。
カンタンな作業ばかりなので低学年からチャレンジ可能。
結果のまとめ方も重さをはかる、できたチーズの見た目や味を調べるなどむずかしいことは何もありません。
楽しくておいしい自由研究ができるチーズ作り。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。