子供にそろそろ時計の読み方を教えようと思うけれど、
「どうやって時計の読み方を教えていいか分からない」
「時計の読み方を教えてみたけれど全然覚えてくれない」
と悩んでいませんか?
この記事では、いつから時計を読む勉強を始めるといいのか、時計の読み方を覚えさせて良かったと感じた点、うちの子供がすぐに時計の読み方を覚えた方法をまとめました。
時計を読む勉強方法は「日常生活の中で声かけをするだけ」とカンタンで、うちの子の場合一週間もかからないうちに「分」が読めるようになりました。
時計が読めるようになると「早く!」と注意することがなくなり、親子ともにイライラすることも減るので、子供と楽しみながら時計を読む勉強をしてみてくださいね。
子供に時計の読み方を教えるのはいつから?数字を理解しはじめたらOK
子供に時計の読み方を教えるタイミングは、数字が分かるようになったらいつでもOK。
【子供に時計の読み方を教えるタイミング】
- 数字が理解できるようになったとき
- 幼稚園に入園したとき
幼稚園に入園すると時間通りに動く習慣がつき始めるので、時計の読み方を教えながら時間を守る習慣をつけると幼稚園生活をより楽しめますよ。
数字が理解できるようになったら声かけをはじめよう
子供が数字を読めるようになったら時計を見るように声かけをすると、時計を見ながら行動する習慣がつくので時計の読み方を教えやすくなります。
上の子は3歳ごろから「長い針が6になったらお片付けをしようね」、「長い針が8でお家を出発しよう」と声かけをはじめましたが、2・3日で時計を見て行動するという習慣がつきました。
「早く!」「急いで!」と子供を注意するよりも、時計を見ながら優しく声かけをするほうがキビキビと動いてくれたので、もう少し早く時計の勉強を始めたらよかったと後悔。
時計を見る習慣をつけると数字をしっかり理解できるようになるので、数字に興味を持ち始めたタイミングで少しずつ声掛けをしてみても良いですね。
幼稚園に入園したら「分」の読み方を教えよう
登園や昼食の時間など時計を見ながら行動する機会が増える幼稚園入園のタイミングで、「分」の読み方を少しずつ教えると子供が時計の読み方を覚えやすいです。
うちの場合は「分」を1分刻みで書いてある知育時計を見ながら「長い針が4の数字は何分でしょう?」「答えはココだよ」と声かけをし、少しずつ時計の読み方を教えていきました。
子供が知育時計のどこを見れば「分」がわかるのか理解すると、「長い針が8に出発しようね」と声をかけるだけで「長い針が8だから40分?」と答えるようになります。
幼稚園の間は時計が読めなくても困ることは少ないので、焦らず楽しみながら声かけをしてみてくださいね。
小学校入学前までに子供に時計の読み方を教える3つのメリット
時計の読み方と一緒に時間を守る習慣をつけておくと、時間割り通りに動く小学校でも子供が自信をもって行動することができますよ。
【入学前までに時計の読み方を勉強するメリット】
- 小学校生活になじみやすい
- 数字の勉強が一緒にできる
- 「早く!」と怒ることが減る
小学校入学までに時計の読み方を教えておくと、「早く!」と怒ることが減るので、親子ともに笑顔でいる時間が増えます。
①時間割通りに動く小学校生活になじみやすい
時計を読む勉強をしていると時計を見て行動する習慣がつくので、時間割り通りに動く小学校生活のなかでもゆとりを持って活動することができます。
うちの子の場合、時間を守ることをしっかり教えていなかったので、入学後に時間割り通りに行動することができず、小学校で先生に注意されることが多かったようです。
家でも時計を見て行動する、決めた時間通りに動くということをしっかりと実践していくと、「あとどれくらいで出発かな?」と声をかけるだけで子供は自分で急ぐようになりました。
小学校で注意されることが無くなったからか、笑顔で帰宅することが増えたので、小学校生活になじむことができたのだと安心しました。
➁数字を読むので算数の勉強が一緒にできる
時計の読み方を学んでおくと数字の勉強が一緒にできるので、入学後すぐに始まる算数の授業にスムーズに取り組むことができます。
「分」は1~59までの数字があるので、子供がとまどうこともありますが、慣れるとすぐにたくさんの数字が読めるように。
うちの子も最初は2ケタの数字を読むのがむずかしいようでしたが、毎日少しずつ声かけをすることで数字が読めるようになりました。
小学校1年生のはじめは0~9の数字、次に10~19の数字、そのあとに19以上の数字を足し算や引き算を使いながら勉強するので、0~59を読めるようにしておくと算数の授業をより楽しむことができますよ。
③時間を守る習慣をつけることができるので「早く!」と怒ることが減る
時計を読むことができると、子供が自分で時計を見て行動する習慣がつきやすくなるので、ママが「早く!」と怒ることが減ります。
時計を見て出発の時間を教えたり、寝る時間・ご飯の時間を教えると、子供が時計を見て行動するようになり、いつまでに何をすればいいか理解した子供は計画的に行動できるように。
時計の勉強をはじめたらすぐにキビキビ動けるようになるわけではありませんが、「○分に出発だけど準備できてるかな?」というだけで急ぐようになるので、親子ともにイライラする時間が減りました。
時計の読み方を教える4つの方法と選び方
子供向けの知育グッズを活用すると、スムーズに時計の読み方を教えてあげることができます。
【子供に時計の勉強をさせる方法】
- 絵本
- 知育玩具
- 壁かけの知育時計
- ドリル
それぞれのメリットデメリットを参考にして、子供が楽しいと思える勉強方法で時計の読み方を教えてあげてくださいね。
①絵本は初めて時計の勉強をする子供向き
【絵本で時計の読み方を教えるメリット】
- 物語と一緒に時計の勉強を楽しめる
- 音が出るおもちゃ付きのものもある
- 子供1人で時計の勉強ができる
【絵本で時計の読み方を教えるデメリット】
- 子供が飽きることがある
- 時計の針がこわれることがある
時計の絵本は物語と一緒に時計の勉強ができたり、おもちゃ感覚で楽しみながら時計の読み方を学べるので、時計の勉強が初めての子供でも簡単に取り組むことができます。
音がなるおもちゃ付きのものは子供1人で遊びながら時計の勉強をすることができますし、物語と一緒のものは絵本と一緒に勉強も楽しめます。
うちの子は長針も短針も自由に動かせるタイプの時計がついた絵本で時計の勉強をしてみたところ、子供はとても興味を持っていました。
絵本は持ち運びもしやすく、見た目がかわいいものも多いので、小さな子供でも楽しんでくれますよ。
物語と一緒に時計を学べる絵本なら子供が小さくても勉強できる
絵本についている時計は、「1時は赤、2時はオレンジ」など時間の部分に分かりやすく色を塗っているものを選ぶと、時計の読み方を教えやすいです。
物語タイプのものはお話にそって時計の針を動かすので時計の動きを理解しやすく、現在時刻をしゃべってくれるおもちゃ付きの絵本なら「時」と「分」の両方を一気に理解することができます。
絵本は小さな子供でもチャレンジしやすいので、そろそろ時計の読み方を教えたいなと思ったときに活用してみてくださいね。
➁読み上げ機能付きの知育玩具なら時計の読み方が理解しやすい
【知育玩具で時計の読み方を教えるメリット】
- 子供1人で時計の勉強ができる
- 小さな子供でも楽しめる知育玩具もある
【知育玩具で時計の読み方を教えるデメリット】
- 子供が飽きることがある
知育玩具は小さな子供でも楽しめるものや、時計が読みやすいよう色分けされているものが多いので、初めて時計の読み方勉強する子供におススメ。
知育玩具は数字が覚えやすいパズルタイプのもの、アナログ時計だけでなくデジタル時計もついているものや、時間の読み上げ機能、時計の読み方の問題がでるものなどがあります。
絵本よりも時計の針が壊れにくく、絵本と大体同じぐらいの価格で買えるものもあるので、絵本よりもおもちゃが好きな子供は知育玩具で時計の勉強をすると良いですね
デジタル時計もアナログ時計も一緒に学べる知育玩具
時間の読み上げ機能が付いた知育玩具だと1人でも勉強ができるので、時計の読み方をしっかりと覚えることができます。
くもんのNEWくるくるレッスンは、自分の手で回して時計の読み方を勉強するものになり、アナログ時計とデジタル時計の両方の読み方を勉強できます。
長針と短針が少し太いので数字が読みにくいと感じる子供もいるかもしれませんが、針の真ん中に線を引くと分かりやすくなります。
小学校の教室ではアナログ時計が使用されているのでアナログ時計の読み方を覚える必要はありますが、日常生活ではデジタル時計を見る機会もあるので、両方の読み方を教えてあげたいですね。
③壁かけの知育時計なら飽きることが無い
【壁掛けの知育時計で時計の読み方を教えるメリット】
- 継続して時計の読み方の勉強ができる
- 兄弟がいてもケンカをしない
【壁掛けの知育時計で時計の読み方を教えるデメリット】
- 部屋のインテリアと合わない場合がある
壁掛け時計なのでおもちゃや絵本とちがって飽きることが無く、日常生活の中で時計の読み方の勉強ができます。
ご飯やおもちゃのお片付け、お出かけのタイミングで声かけをするだけで楽しく時計の読み方を教えることができるので、ドリルよりも手がかかりません。
うちの子は「赤(長針の色)の数字は何かな?」「4は何分か分かる?」と声かけをすることで一週間もかからないうちに分を読めるようになりました。
クイズ感覚で楽しく勉強できるので、兄弟がいてもケンカすることなく時計の読み方を教えることができますよ。
時計の読み方をすぐ覚えることができた知育時計
【壁掛けの知育時計を選ぶ3つのポイント】
- 長針・短針・秒針の色がちがうもの
- 1分刻みで数字がかかれているもの
- 短針の位置で時間がすぐわかるよう表記があるもの
壁かけの知育時計は、お家に1つあるだけでスムーズに時計の読み方を覚えることができます。
うちの子の場合、絵本やドリルではなかなか時計の読み方を覚えることはできませんでしたが、壁掛けの知育時計を使うと一週間もかからないうちに「分」を読めるようになりました。
目覚まし時計のような置き型タイプの時計は1個だと兄弟ケンカしてしまうこともありますが、壁かけタイプだとケンカにならないので楽しく勉強ができます。
部屋のインテリアと合わないと思うかもしれませんが、時間の読み方が分かりやすい壁かけの知育時計を使うことで、子供が継続して時計の勉強をすることができますよ。
④ドリルは100均でもOK!ママがしっかり教えてあげよう
【ドリルで時計の読み方を教えるメリット】
- 100円均一や本屋などですぐに手に入る
- 時間や場所を気にせずに勉強ができる
【ドリルで時計の読み方を教えるデメリット】
- 最初はドリルにのっている時間しか理解できない
- ドリルをするときは子供の隣で教えないといけない
時計の読み方が勉強できるドリルは、本屋や100円均一などで手軽に手に入れやすいので勉強をはじめやすいです。
うちの子が4歳くらいのときにドリルにチャレンジしてみましたが、はじめは問題にでてくる決まった時間の読み方しか理解できませんでした。
また、ドリルをしている子供の隣でしっかり時計の読み方を教えても、問題を解いた後はすぐ時計の読み方を忘れてしまうこともあったので、ドリルで時計の読み方を教えるのはうちの子には向いていなかったです。
しかし、ドリルなので書くものさえあればどこでも勉強ができ、子供が時計の読み方をちゃんと理解しているかチェックをするのに大活躍したので、子供に合ったタイミングでドリルを使うと良いと思います。
中身を確認して子供に合ったドリルをえらぼう
ドリルを買う前にはどんなドリルなのか中身をチェックしてから買うと、子供に合ったドリル選びができます。
時計のドリルは、時計の読み方だけを覚えるタイプ、0分や10分、30分などの切りのいい数字で勉強するタイプ、1分きざみで時計の勉強ができるタイプなど種類はさまざま。
子供がドリルになじめるかどうか分からないと不安になる場合は、時計以外の簡単なドリルに挑戦してから時計のドリルを試してみても良いですね。
壁かけの知育時計を使って子供に時計の勉強をさせるメリット
うちの子の場合、壁掛けの知育時計を使う方法が一番早く時計の読み方を理解しました。
【壁掛け時計を利用するメリット】
- 継続して勉強できる
- 兄弟がいてもケンカしない
日常生活に取り入れることができる壁かけの知育時計なら、子供の手に届かない場所に置けるので、取りあいのケンカをすることも勉強に飽きてやめてしまうこともありません。
壁かけの知育時計なら日常生活の中で子供に時計の読み方を教えることができる
普段子供がよく見る場所に壁かけの知育時計をおくと、日常生活の中で時計の読み方を勉強できるので、飽きることなく時計の勉強ができます。
うちの子の場合、絵本や時計のおもちゃは最初は喜ぶもののすぐにあきてしまい、継続して時計の勉強をすることはできませんでした。
壁掛けの時計なら日常の中にあるものなので、飽きることなくずっと使い続けることができ、少しずつ声かけをするだけで子供が時計の読み方を覚えます。
ドリルのように決まった時間しか読めないということもなく、いつでも時計の勉強ができるので子供はすぐに時計の読み方を覚えてくれました。
子供の手が届かない場所にあるのでケンカしない
目覚まし時計だと1人1個買わないとケンカになる可能性が高いですが、壁かけの知育時計なら1個買うだけで兄弟皆が使えるのでケンカがおこりません。
子供がさわれる場所にある時計の場合、飽きて遊ばなくなる、1人1個買わないとケンカをする、針がこわれて遊べなくなってしまうなど問題がでてきます。
うちの子の場合、取り合いのケンカになったときにおもちゃの時計の針が曲がったり、何度も落として壊れるのではないかと不安になることがありました。
子供が手の届かないところにおける壁掛けの知育時計は、ケンカをすることが無いので親子ともにストレスなく楽しみながら時計の読み方の勉強ができます。
壁かけの知育時計を使おう!4ステップで覚える時計の読み方
楽しみながら時計の読み方の勉強をすると、子供はすぐに覚えてくれるので、簡単なところから勉強を始めると良いです。
【子供に時計の読み方を教える4ステップ】
- 長い針がさしている数字から読もう
- 「分」を知ろう
- 「時」を知ろう
- 何時何分か読めるようになろう
時計の勉強は急ぐ必要はないので、子供がイヤそうにしているなと思ったらお休みし、子供が頑張れそうなときまで待ってあげると楽しくお勉強ができます。
【STEP1】長い針がさしている数字から読もう
「長い針が2になったらお片付け」「長い針が6になったら出発しよう」など最初は1ケタから時計の数字を読んで聞かせると、子供がどの数字を見ればいいのかが分かりやすいです。
うちの子の場合、時計の勉強をはじめたころは10~12の2ケタの数字を上手く読めない時もありましたが、時計の声かけをしているうちに2ケタの数字を読めるようになりました。
子供がどこの数字を読めばいいのか分かるようになったら、少しずつ「分」を教えていくと、スムーズに時計の読み方の勉強ができます。
【STEP2】はじめは0分や半から!「分」を知っていこう
子供が「時計はむずかしくてイヤだ」と感じてしまうといけないので、はじめは0分や10分、30分など切りの良い数字から時計の読み方の勉強を始めると良いです。
うちの場合、「分」の読み方を教えるときには、「長い針が2のときは何分?」「20分は長い針がどこの数字をさしているとき?」などクイズ形式にしました。
クイズ形式にすると兄弟がいても順番に出題できるので、現在時刻を言わせるよりもケンカになりにくいです。
切りの良い数字が分かるようになれば「半」について教え、「半」が分かるようになってから1分きざみの時間を読めるように練習すると、子供が時計の読み方をスムーズに理解できますよ。
【STEP3】「時」を知るのが一番むずかしい!壁掛け時計で教えよう
「分」が読めるようになったら「時」を教え始めますが、教えるのに時間がかかると思っておくとイライラすることなく時計の読み方を教えることができます。
「短針が12と1の間にあると12時」「短針が6と7の間にあると6時」と教えてあげましたが、長針と短針の針の見方がちがうのでなかなか覚えられませんでした。
「分」さえ読めていれば、小学校で時計を読む勉強が始まるまで特に困ることもないので、ゆっくりと教えてあげてくださいね。
【STEP4】何時何分か読めるようになろう
何時何分か子供が理解するのに時間がかかる場合もありますが、小学校の授業で習うタイミングまで読めなくても困ることは少ないので、ゆっくり教えてあげると良いです。
うちの子は「時」と「分」は読めるものの、何時何分か聞くと急に分からなくなってしまいました。
日常生活でも「今何時何分なのか」、「出発するのは何時何分なのか」の声かけをするようにすると、何時何分か理解できるだけでなく、普通の時計でも時間を読めるようになりますよ。
数字に興味を持ったら子供に時計の読み方を教えよう
壁かけの知育時計を使うと、兄弟がいてもとりあいのケンカにならず、継続して時計を読む勉強ができたので、うちの子供は勉強を始めて1週間以内に「分」を読めるようになりました。
壁かけの知育時計なら1つ用意するだけで、あきることなく日常生活の中に時計を読む勉強を取り入れることができ、時計を読めるようになると時計を見て行動する習慣もつきます。
時計を見て行動する習慣がつくと自然と数字を覚え、0~59の数字の読みかきがスムーズにできるようになるので、算数の授業をより楽しめます。
入学前までに時間を守る習慣や数字の読み書きができるようになっていると、子供が自信をもって行動することができるので、お家で楽しみながら時計の勉強をしてみてくださいね。
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